投扇菴の紹介

 投扇菴の始まりは、赤坂に開いた居酒屋「生命体倶楽部」です。

いつでも投扇興が出来る店ということで、店名を投扇庵ではなく、店主の寺菴の"菴"の字を使い「投扇菴」として、健康に良い店を目標に営業しておりました。  しばらくお休みを頂きましたが、現在は群馬県の下仁田に移り、飲食以外の活動を再開致しました。

 投扇菴がある下仁田の栗山には専業農家はあまり無く、自家用に無農薬で野菜を作っている家がほとんどです。水道の蛇口をひねると銘水と言われる水が出て来て、お風呂も洗車もトイレも、すべてその水を使います。センターラインの無い山道は、車も少ないので、空気も美味しくて、とっても静かです。上信電鉄下仁田駅から徒歩約1時間・車で10分の山の中での投扇菴の1年を、ご紹介しましょう。

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 春、不慣れな畑作り(家庭菜園とも言います)が始まります。もちろん無農薬で、化成肥料の替わりに、遠赤外線が強いシリカブラックを使います。今年は何を植えようかと、畑の図面を描いて検討するのですが、1年目に育てたフルーツトマトやアマランサスがそこらじゅうから芽を出し、予定通りにはいきません。"間引く"と言うことを勉強しなければ…。でも、芽の出たては、どれが雑草か蒔いた種から出た芽なのか判りません。オクラだと思っていたらきゅうりだったり、雑草だと思ってミツバを抜いてしまったり。知らな過ぎて話にもなりません。

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初夏、今は摘んでいないお茶の木が沢山ありますので、紅茶作りが始まります。手造りの無農薬の紅茶です。1芯1葉で茶摘をすると、1日頑張っても小さなザルに1杯しか摘めませんが、美味しい紅茶になります。また、毎日何度も畑に行き、葉に付いた虫を自家製の竹酢液を薄めたものや割り箸で退治したり、元気がない野菜達を「頑張れ」と励ましたりします。「野菜としゃべっているなんて、ご近所の人が見たらどう思う?」といわれるのですが、可愛い子達なので、やめられません。「茄子、かぼちゃ、苦瓜、みんなファイトだ、頑張れ!」こんな声が小さく響きます。

夏、カジカ蛙がうるさく鳴く頃、畑では沢山の野菜がなります。大切に育てた採れたての野菜を料理するので、そのお味はまた格別です。ご近所では余った野菜を沢山分けて下さいますので、東京の友人達に送ったりしますが、山ほど頂く自根きゅうりの美味しいこと。フルーツトマトのジャングルが出現していて、来客者の皆様には、勝手に食べ放題をして頂いています。苦瓜や茄子、きゅうりにトマト、色々な花が毎日沢山咲き、「バラもコスモスの花もきれいだけど、野菜だって花は咲く」、食べられないのは綿くらいでしょうか。

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秋、手を紫色に染めながら剥いた芋がらが軒下にぶら下がります。畑の作物ももう終わりです。寒さに弱い植物を家の中に運びます。マスコットのくさ亀「寿限無ちゃん」の水槽にヒーターが入り、店主からは「囲炉裏を早くつくらなくちゃ」の声が聞こえます。また、近くの山にきのこ狩りに行きます。

冬、澁柿を沢山採って来て、干し柿作りが始まります。屋根の軒下には、皮をむいたオレンジ色の柿が並びます。柚子も、皮は十徳唐辛子用に乾し、種は化粧品用に乾燥させてから焼酎に漬け込み、果汁でポン酢醤油を作ったりします。霜が2・3回降りた12月半ばには「下仁田ねぎ」のシーズンになりますので、どこのねぎが今年は良いか、情報収集に励み、ねぎやこんにゃく、きのこなどの贈答用セットを作ります。また、この季節には、半纏を着た店主がヤゲンで十徳唐辛子やチャーガ(樺のあな茸)を粉にする姿が見られます(他の季節は半纏なし)。天然の自然薯を掘ったリ、竹炭を焼いたりカーリングをしたりと、店主は分身の術を使っているようです。

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投扇菴では一年中、お酒がダメな店主が自分で竹炭焙煎したコーヒーや、吟味した中国茶・紅茶などを、遊びに来て下さった皆様にお楽しみ頂いております。投扇興カーリング・遠赤外線・水・煙草等について、彫刻家でもあり篆刻士でもある、話好きな店主のおしゃべりの相手や投扇興も体験出来ます。篆刻教室・ロストワックス(アクセサリー作り)教室なども随時、行っております。

飲食の営業は少し先になりますので、今は下記の様な品を販売しております。詳しくは販売のページをご覧になるか、メールでお問合せ下さい。

投扇興セット(台の枕、的の蝶、扇子、もうせん、その他)
遠赤外線商品(シリカパワー、消臭スプレー、遠赤外線シート、お風呂用「温泉気分」他)
チャーガ(樺のあな茸パウダー)
季節限定商品(手作り紅茶、下仁田ネギセット、干し柿、健康野菜セット その他)


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